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◆ ◆  双眼鏡 見え方比較・中〜大口径  ◆ ◆

◆全般◆

1.カメラに例えると
2.ピントの深さ(写真の被写界深度のこと)
3.ガラス越しなど
4.おすすめ用途 (自分で選ぶとして)
5.その他

【ヒノデB1-6x30】

1.エントリークラスの一眼ボディに、単焦点の中級広角レンズの組み合わせ
2.独特の立体感!ピントが深い! パンフォーカスの 広角レンズ的
3.ピントが深く、途中にあるものまで見えてしまう。
4.どこに行くにもこれ1台! オールマイティに使える。

【アバンター8x42DH】

1.中級クラスの一眼ボディに、望遠レンズ(キットレンズ)の組み合わせ
2.ピントが浅い、立体感がなく目標の前後がボケる。絞りをあけた望遠レンズ的。
3.大口径とピントが浅いせいであまり気にならない。
4.よく見えるし使いやすい。大口径のお買い得品?   しかしB1を見てしまうとあえて選ぶ理由が。。。
5.疲れ目でも楽。 単独だと気になりませんが視野が黄色っぽい。



◆ 明るい昼間 ◆

B1とアバンターの違いは、A2とアトレックを拡大コピーしたようです。 もしかしてポロとダハの違いが大きいのでしょうか?

参考画像は視野中央の印象から作成、クリックで大きく表示します。
【ヒノデB1-6x30】

先の尖った硬い色鉛筆で上質な紙に描いた絵のようです。
6倍なので絵は小さいですが、緻密な絵です。
視野全体の発色が鮮やか、黒もしっとり。(僅かにA2視野中央の方がいい)

色合い:ナチュラルで鮮やか
解像度:線が細く優秀
【アバンター8x42DH】

先を尖らせていない色鉛筆で上質な紙に描いた絵のようです。
8倍なので絵が大きく、パッと見てもわかりやすい。

色合い:少し黄色っぽい(単体では気にならない)
解像度:B1より線が太い(単体では気にならない)

◆ 夕方 〜 夜 ◆

〔夕方〕 薄暗く光が少ない厳しい状況。倍率より集光力と低損失が大切。  参考画像は視野中央の印象から作成、クリックで大きく表示します。

〔夜〕 街灯や月明かりでぼんやり見える暗闇。光がほとんどない無理難題な状況(笑)。  口径差で集光力2倍ですが、B1の健闘が印象的です。
【ヒノデB1-6x30】

〔夕方〕 わりとナチュラルな色合いで見えます。線が細く昼間と同傾向。

〔夜〕 大口径と比べて視野は暗いですが見えます(わかります)。

中口径30mmで集めた光を、低倍率と低損失で上手に残した?
【アバンター8x42DH】

〔夕方〕 わりと明るく見えます。が、色が少なくなります。線が太く昼間と同傾向。

〔夜〕 視野が暗くならずに見えます

大口径42mmで暗さに強い。黄色寄りも好印象につながっている?

◆ 夜空 ◆

裸眼だと近視と乱視で星が点にならないのですが、裸眼に双眼鏡でもなぜか星が点に見えます。

【ヒノデB1-6x30】

漆黒の夜空に小さい点の星。黒い画用紙に針で穴を開け後ろのライトが100Wか5Wか、そんな感じ。
アバンターで楽に見える微光星もB1だとぎりぎり(集光力半分)。
軽くて楽! 低倍率で星が間延びせず、手ブレも目立たず、星空を眺めて楽しい!

【アバンター8x42DH】

夜空は明るい黒、明るい星は大きい点、暗い星は小さい点に見えます。
B1に比べ集光力2倍、かなり暗い星まで楽に見えます。倍率が高く星が間延びして見えます。
上向きに支え続けるには重い! 倍率も高めで手ブレが目立ちます。


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bino    2011/9/19, 2012/2/26