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◆ ◆  双眼鏡 ブログ記事より  ◆ ◆

 ヒノデ双眼鏡比較 A2・S1・B1・B2・C2            (ブログ初出:2012/2/25)
(1) A2 と S1

A2はポケットに入れて手軽に使えるコンパクト機。明るく解像度が高く、色合いも鮮やかで、1万円前半とは信じられないほど。
限られた価格ゆえアイレリーフや視野周辺の乱れより「よく見える!」を重視した、と言う日の出光学の説明通りトンガッた双眼鏡。

新型のS1は、きらびやかさ、艶やかさ、豊かな色合いなど、A2より良くなりました。A2から更にトンガらせた感じ。
S1の色合いはB2と僅かに違います。優劣と言うより好みかな、S1の方が鮮やか。
それと、A2は逆光等に弱く視野が白っぽくなるのに、S2は全然平気。
基本性能のクラスが上がった印象。


(2) B2 と B1 (S1、A2と比較)

B1のクラスになると、口径、サイズ、重量、防水、ゴムぐるみ、眼福調整範囲、視野周辺も良く、アイレリーフなど、本格的な双眼鏡になります。B1はトータルバランスに優れた双眼鏡で、「どこに行くにもコレ1台」にも最適。

B1とA2を比べると、きらびやか艶やか、豊かな色合いは、僅かにA2が良かったです。
ただしB1もA2も逆光気味に弱かったのが残念でした。

新型のB2は、きらびやかさ、艶やかさ、豊かな色合いなど、非常に優秀になりました。B2はB1A2より良く、S1に負けていません。
B2の色合いはS1と僅かに違います。優劣と言うより好み?、B2は渋い大人の味わいかな(^^;
残念ですが、逆光気味に弱いのはB1と全く同じ。

あと、ボディが明るい色になり、街中の公園やコンサートでも使いやすくなりました。
近距離の小鳥も逃げません。(本能?なのかマットブラックは警戒します)


(3) C2 (B2、B1と比較)

C2は独特の柔らかい見え方が特徴です。(B1B2はカッチリした感じ)
インナーフォーカスの為、外観も丸く平べったい独特の形です。実際に使いやすいですし、ダハを含めた各社8x42の中でも軽く扱いやすいです。

ヒノデの中では大口径高倍率、夕方の水鳥観察など口径と倍率が必要な状況なら使いやすいです。当然ですがB1B2より大きく重く手ブレが目立ちます。人によっては樽型の歪曲が気になるかも。
C2には三脚取付ネジがあります。B1B2にはありません。

C2も高級なコーティングで優秀ですが、きらびやかさや艶やかさはB2がほんの僅かに良いです。
ただしC2は迷光処理がしっかりしているので逆光気味でも平気。
双眼鏡トータルで比べると、B2になって追い上げてきた感じ。



S1、B2、C2を使うと性能の優劣と言うより、口径や用途の違いで選ぶラインナップになってきた、そんな気がします。

    「ポケットに」高性能な逆ポロコンパクトなら、S1
    「どこに行くにもコレ1台」扱いやすい中口径なら、B2
    「大口径」スタンダード(8x42)なら、C2。


  ヒノデ B1 と B2                     (ブログ初出:2012/2/29)
これは気になる人が多いかもしれませんね。今のところ、使い方次第で違うとも同じとも言える、そんな印象。

昼間、鳥・動物・植物の観察などに使うのなら違います。色合い、瞳の輝き、羽毛の質感、新緑の艶やかさなど、B2はとても優秀。完全に個人的な好みですが、色合いは落ち着いていてS2より好印象。

B1は普通によくわかります。普通って言うのも変ですが、特別じゃないけど充分良い。同時比較はしていませんがアルピナなど2-3万円程度の普通?

ちなみに
 アトレックは価格を考えれば頑張っている印象。
 アバンター・ダハは黄色っぽくてアトレック以下(双眼鏡トータルならアトレックよりいいけど)

星空散歩、監視などに使うなら、B1とB2はほとんど同じかも。2台を持って同時比較をしても、ゴーストや逆光気味での白くなり方などはほとんど同じ。と言うか、違いに気付けませんでした。

B1とB2の一番大きな違いはボディカラーです。これはスズメとの距離、イベント会場での目立ち方など、圧倒的にB2(^ー^)v

まだ短時間しか使っていませんが、B2にコバ塗りなど迷光処理をしっかりと施したら、かなりの高性能機になりそうな予感。


  双眼鏡 ヒノデ 6x21-S1 新発売              (ブログ初出:2012/2/7)
久しぶりに日の出光学のwebサイトを見たら、
双眼鏡 ヒノデ 6x21-S1 新発売!

A2をさらに磨き上げたとなると、とても楽しみですね。
一番のライバルはヒノデB2かな?

A2同様、気になることはふたつだけ。

1.防水がない

運動会の砂埃、船上の波しぶき、お菓子や飲み物をこぼしたり。内部の結露やカビの予防にもなりそうなので、簡易的な防塵や防滴でもぜひお願いしたいです。

2.自慢できない (^^;

まだ日の出光学を知らない人が多いです。少しづつ使う人が増え、実績と共に知名度も上がるでしょうから、それまで我慢です我慢です我慢です(笑)


  ヒノデ 6x30-B2 もう悩まずに済みそう♪          (ブログ初出:2012/1/20)
【ヒノデ6x30-B2 ひとことレビュー】

今までは鳥さんと遊びに行く時、カメラと一緒にヒノデA2とB1のどちらを持って行くか悩みました。

<ヒノデ 6x21-A2>
・鮮やかさ艶やかさ!(B1より僅かに良い)
・ポケットにヒョイッと入る軽さ小ささ!
・明るいボディカラー!

<ヒノデ 6x30-B1>
・トータルバランスがすごく良い!
・本格的に使える双眼鏡としてはとても軽く小さい!
 ポケットに入らないけど扱いやすい!
・ボディカラーが艶のない黒(ゴム)‥‥目立つし街中だと鳥にも人にも不評

<ヒノデ 6x30-B2 ☆新型☆>
B1の良さに加えて
・A2に負けない鮮やかさ艶やかさ!
・明るいボディカラー!

これからは悩まずに済みそうです。

禅問答のようだって言わずによく考えて下さいね。
もし、わからなかったら、双眼鏡を持ってお散歩に行きましょ♪


  ヒノデ 6x30-B2 の第一印象                (ブログ初出:2012/1/13)
日の出光学の主力双眼鏡6x30-B1がモデルチェンジ。CES/PMA開催に合わせて(?)1月10日にヒノデ6x30-B2が発表、販売開始になりました。

ヒノデ6x30-B2はコーティングにこだわった双眼鏡という事ですが、青空を反射させて撮っても各層の反射の違いがわかりません。

そこでLEDスタンドを使ってみました。分光特性は日光とは異なりますが、蛍光灯の輝線のように極端に偏らないので違いがわかりやすいかも。

   上:6x30-B2、不思議な反射色ですね。
   下:6x30-B1、一般的なマルチコート。


〔景色を見比べた感想〕
6x30-B2 は、鮮やかな発色、みずみずしさや艶やかさが印象的でした。


詳細は後日。



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bino    2012/3/27a