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◆ ◆  双眼鏡 見え方比較・エントリークラス  ◆ ◆

【 明 る い 昼 間 】
1位


2位
3位
ヒノデ6x21-N1
アリーナM8x25
タンクローR 8x21
アリスM6x16
アリーナM8x21
・ナチュラルな色合いは3機種で、アリーナM8x21はすっきり鮮やか、N1はしっとり穏やか、アリスは口径が小さくN1の弟分みたい。
・アリーナM8x25はすっきり明るく鮮やか、色合いは寒色系
・タンクローは落ち着いて見える、色合いはかなり暖色系
【 夕 方 や 室 内 】
1位

2位
3位

ヒノデ6x21-N1(瞳径3.5mm)
アリーナM8x25 (〃3.1mm)
タンクローR 8x21(〃2.6mm)
アリスM6x16  (〃2.6mm)
アリーナM8x21 (〃2.6mm)
・薄暗くなると瞳径や口径の大きさが重要。
・N1とアリーナM8x25は明るくはっきり見えます。瞳径と口径どちらがよく見えるかは状況次第。
・他3台は明るくない。タンクローはわかるので2位、アリスはアリーナM8x21より少し暗いが少しわかる。
【 満 月 や 夜 空 】
1位
(2位)



ヒノデ6x21-N1(瞳径3.5mm)
アリーナM8x25 (〃3.1mm)
アリスM6x16  (〃2.6mm)
タンクローR 8x21(〃2.6mm)
アリーナM8x21 (〃2.6mm)
・星空は低倍率の方が楽しい。N1がオススメ。アリスは星が少ない、アリーナM8x25は8倍ですが微光星が多い。瞳径2.6mmの機種は不向き。
・迷光処理は満月や明るい街灯を見るとわかります。1万円クラスに比べ大同小異ですが、N1が1歩リード、アリーナM8x25はフレアが目立つ。
【 集 光 力 】
集光力〔倍〕 双眼鏡の口径
16mm 20mm 21mm 25mm 30mm
市街地・眼の瞳5mm 10 16 18 25 36
郊外 ・ 眼の瞳7mm 5 8 9 13 18
人間の眼に比べ、双眼鏡はどれだけ多くの光を集められるか、計算しました。
例えば、市街地で眼の瞳が5mm開いている時、口径20mmの双眼鏡はその16倍の集光力があります。ただし16倍は対物レンズに入る光量で、接眼レンズを出る光量ではありません。


【  ま と め  】
どの機種も6000円(実売5〜8千円)という価格の中で、何を残し何を削るか苦労したようです。5機種とも優秀ですが、好印象順に並べると、

1位
2位
3位

4位
ヒノデ6x21-N1
アリスM6x16
アリーナM8x25
タンクローR 8x21
アリーナM8x21
 1番軽い!使いやすい。バランス良くよく見える。
 1番小さく扱いやすい。見せ過ぎない巧みさ。昼間はN1より良い事も
 重く大きいが、すっきり鮮やかによく見える。
 勘所の押さえ方が巧み、マニアに好評なのも納得。
 ブルーやピンクがある。小さい軽い。バランスはとてもいい

私なら?ボディカラーの好みでアリスの黄色!(笑)
あ、一番よく見えるN1を黄色にすればいいんじゃん(^ー^)v



 【 倍率について 】
低価格で小口径なのに8〜10倍もあると光学系の粗が目立ちます。この価格帯では、ケータイのカメラでズーム(デジタルズーム)するのと同じで、倍率を上げても細部は見えません。さらに軽く小さいので手ブレが激しくなり、見にくく使いにくくなります。

4〜6倍なら光学系の粗が目立ちません。手ブレもおさまります。細部は8〜10倍と同じようにわかります。トータルでよく見えて使いやすくなります。


どの状況でもアトレックHR8x25やヒノデ5x20-A1などの1万円クラスの方がよく見えます。
ただし、すべての人に上位機が必要ではありません。最初6000円クラスを買い、使い込んでから考えればいいと思います。上位機に買い替えなくても充分楽しめます。

1万円クラスのオススメは、会議室や星空重視ならヒノデ5x20-A1、昼間ならアトレックやヒノデA2など。
月のクレーターや土星の輪を見たいなら天体望遠鏡、オススメはラプトル50。


【 双眼鏡1万円クラス 】
ヒノデ・5x20-A1  9800円
(B品アウトレット  7800円)
ヒノデ・6x21-A2  12800円
ビクセン・アトレックHR8x25 12800円
ニコン・トラベライトEX8x25 12800円

【 天体望遠鏡 】
スコープテック・ラプトル50 7980円


[注]使う人の経験や資質、好み、使用条件、等で評価は変わります。


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bino    2011/11/22, 2012/2/26