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日の出光学の主力双眼鏡、中口径ポロの6x30-B1が2012年1月にモデルチェンジ、6x30-B2になりました。ここではB1と同じ事よりB1との違いを記したいので、B1レビューも見て下さいね。 ◆熟成(^ー^)、色が大幅向上 近所の空き地で枯れ葉を見比べます。B1からB2に持ち替えると「なんかB1の方が鮮やかでいいじゃん」・・・そこで腰を落ち着けてじっくり眺めてみると・・・「!」地味で茶色い枯れ葉がはっきり見えてきます。 B2の色合いは地味で鮮やかです。B1は硬筆で書いたようなシャープな表現でしたが、B2は正確で繊細で豊かな色が加わりました。ですから、日陰や曇りではきちんとくすんで見えます(笑)。 ◆夜間やゴーストは変わらない? B1とB2の逆光時のフレアやゴーストは同じでした。B1とB2の迷光処理は変わってないようです。星空を見るのにB1を使っているなら慌てて買い替えなくてもいいかも。 ◆印象いろいろ ピントが深い!・・・事をはじめB1と同じです。B2としては、 ・レンズの汚れや指紋が簡単に落ちる。 ・日の出光学サイトにある細かい作り込みは悪条件下や使い込んだ時に実感できそうです。 ・外装が明るい色になり近距離でも小鳥が逃げなくなりました。また目立たないのでスポーツ観戦やコンサートでも使いやすいです。 ◆B2スペシャル? それとも B3に期待? ここまで良くなると迷光処理が気になります。次回モデルチェンジに期待する人もいるでしょうが、性能も価格もこのままで充分と思う人も多いと思います。せっかくならB2はこのまま継続して、迷光処理にこだわったB2-Specialをお願いします。 |
ヒノデ・6x30-B2 レビュー:2012年5月
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◆実測(サイズはアイカップや突起を含む)6x30-B2 幅162x長115(アイカップ引出122)x厚53mm、重485g、開口径:対物30.0mm/接眼21.1mm 眼幅49〜70mm、最短2.9m、ピントリング:最短〜遠景0.5回転/全0.7回転 |
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◆レンズコーティング 対物レンズ 接眼レンズ ◆鏡筒内 中心軸方向 外側方向 |
◆B2とB1の同時比較 B2 対物レンズ B1 B2 接眼レンズ B1 B2はプリズム及び対物/接眼レンズの反射が弱くなりました。つまり反射(損失)を減らして透過率を上げたようです。 |
◆ストラップ(1) 付属品 B1と同じ。ネオプレーンのネックストラップ。全長112cm、ストラップ部42cm幅3cm、先ひも幅6mm(取付幅8mm)、双眼鏡の重さに合わせてバネは弱め。 ◆ストラップ(2) 交換 B1と同じ。先ひも幅6〜8mm(取付幅8mm)の細ひもタイプのストラップが使えます。一般的なカメラ用は幅10mmなので注意。 ◆付属ケース ストラップがなくなりました。双眼鏡のストラップを身体に掛けたり、ケースごとバッグに入れるなら、この方が使いやすいです。 ◆アイカップ貼り直し (注意!自己責任!) B1と同じ。今回は故意にアイカップをめくって取り外しました。私の場合は抜け止めの段差あたりに両面テープか接着剤で軽く固定。簡単に戻せますがアイカップが伸びますから自己責任で行ってくださいね。 尚、接眼キャップやケースはそのまま使用できます。 |
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