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◆ ◆ 小口径双眼鏡・比較 ◆ ◆
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【小口径双眼鏡・比較】 スワロフスキー・ポケット8x20B ヒノデ・6x21-A2 ヒノデ・6x21-S1 ビクセン・アトレックHR8x25（参考比較） ヒノデ・6x30-B2（参考比較） スワロ・ポケットとヒノデA2は一長一短。項目ごとに比べるとポケットの方が僅かにいい感じですが、優劣より見え方の個性が大きく違います。 S1は、この2機種よりぐっと良くなります。 アトレックは一般向けに使いやすさを目指した機種です。高性能を目指す3機種とはコンセプトが全然違いますが、比較をわかりやすくする為に。 明るさ ： ポケットとA2は同じか、A2が僅かに明るい。S1はかなり明るい。 B2は余裕の明るさ。アトレックはずっと暗い。 シャープさ／解像度 ： どれも高解像度。S1の視野中央が一番繊細。 手スリに乗せてブレなければ8倍のポケットが一番大きく見える。手持ちで適度にブレれば倍率が仇になる。 アトレックを見たらピンボケかと思った（＾＾； 視野周辺 ： ポケットは視野全体が同じ、乱れない。 S1、A2は半径で外側1/■位は乱れる。日の出光学の説明通りに割り切ってる。 色合い ： ポケット、S1、A2はほぼ同じですが、正確な色合いのB2と比べると。 ポケットは少し黄色く、夕方や日影でも色鮮やかに見える、S1よりほんの僅かに赤や茶が強い。 S1は桃〜黄〜黄緑あたりが僅かに強く、B2より少し華やかに見える。 目の辛さ ： ポケットとアトレックは目が辛くなる。ポケットはフェイズコートがあるのに結構辛い。 逆ポロのS1とA2は全然平気。やっぱりダハは何かが違う？ 目の位置 ： ポケット、S1、A2とも目の位置にシビア。慣れても使い易くはない。 アトレックとB2は大雑把でも見える。きちんと合わせればより良く見える。 軽さ・小ささ ： 軽くて小さい方が扱いやすい。この3機種なら好み、アトレックになるとかなり違う印象。 軽い S1とA2‥ポケット‥‥アトレック‥‥B2 重い 小さい ポケット‥S1とA2‥‥アトレック‥‥B2 大きい 項目ごとに比べても個性はわかりません。ポケットとS1A2の個性は全く違います。簡単にまとまると、 ポケットは、しっとり落ち着いて、周辺まで真面目な描写。見ていて楽しくない。 A2は、艷やかで抜けが良い。周辺は乱れる。見ていて楽しい。 S1は、明るく艷やかで抜けが良く、しっとり落ち着きもある。周辺は乱れる。とっても楽しい！ 個人的にお勧めしたい用途は、計器を読んだりチャートをチェックするならポケット、生き生きした草花や鳥を見るならS1かA2。 表現しにくい微妙なニュアンスを察してくださいね（笑）。 それにしても、ヒノデS1とA2がこんなに良く見えるとは思わなかった（＾＾； 近所を散歩してスズメのヒナやヒヨドリの表情がどう見えるかで選ぶなら。。。。。人それぞれです（笑） ブランドの好みとかいろいろありますしね。 |
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◆上面 
左からS1（A2）‥‥192g ポケット‥‥215g アトレック‥‥360g 比較 B2‥‥482g ◆対物側、側面 
左上からS1（A2） ポケット アトレック 右、B2 ◆接眼側 
左からS1（A2） ポケット アトレック B2 |
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【ブレ】 軽くて小さい双眼鏡は、風や手ブレの影響が大きいです。一般的に、 ８倍は手ブレの影響が大きく、大きく見えても細部がよくわからない。 ６倍は手ブレの影響が少なく、小さく見えても細部がわかる。 手スリや樹木を利用して手ブレを避ければ、倍率が高くても細部までわかります。つまり、その機種本来の解像度で見られます。 |
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bino