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![]() 双眼鏡内部が破損しているらしく、左の対物レンズから中を見ると、プリズム・プリズムカバー・押さえ金具が内部で動き回っていました。対物レンズにも傷とグリスが。。。 ◆ 分 解 ◆ ヒノデA1 も現在の量産品ですから接着剤で組み立てられています。合わせ部分から細いマイナスドライバーでこじって分解しました。 左フレームのプリズム固定部が1箇所砕けていました。少々強引に分解したので中心軸からフレームが割れてしまいました。 ![]() |
◆ 組 立 ◆ 組み立ててみましょう。ピントリングのない左側が簡単そうです。せっかくなので黒マジックでプリズムとレンズのコバや押さえ金具等を塗ります。 対物レンズ、プリズム、接眼レンズ、光が通る面はそれぞれコートの色が違います。プリズム4個、レンズ左右2個が見事に同一色、見る角度を変えてもシンクロして色が変わります。 双眼鏡全体でバランスをとっているのでしょうね。これがヒノデ双眼鏡に共通する色合いや艶やかさの秘密のようです。 ![]() 【プリズム】 傷とグリスの影響?片方のコートがクリーナーで消失。反射面はコートなし。 最初、4個のプリズムのコートは見事に同一。 ![]() 【対物レンズ】 外側はマルチコート、ツヤのあるきれいな緑色。内側のコートはクリーナーで消失 レンズセル開口径20.0mm、プリズム側の絞り径15.7mm ![]() 【接眼レンズ】 接着で分解できませんでした。コートの反射はいろんな色が見えます。 ![]() 最後に破壊して接眼レンズを分解。開口径は目側18.0mm、プリズム側13.5mm ![]() 【フレーム】 黒マジックでプリズム固定部の白い部分を塗りました。 ![]() 【プリズム取付】 プリズムをセット。壊れた方はテープで止めます。 ![]() 【接眼部】 対物レンズにグリスを塗ってセット。カバーとアイカップをはめてテープ止め。 ピント合わせは対物レンズをスライドさせます。 |
◆ 壊れていないA1と比較 ◆ 1.A1特有の黒の濃さが減りました。 2.逆光気味になるとハレーションが気になります。 3.双眼鏡A1と分解A1を並べて空を見比べると、 分解A1は視野のまぶしさが僅かに減った気がします。 片方の鏡筒だけでも、光が空気中とガラスを出入りするのが10面、レンズの貼り合せ面が2箇所(※印)あります。 〔 対物レンズ※−プリズム1−プリズム2−接眼レンズ1※−接眼レンズ2 〕 空気に接する10面は、マルチコートが1面、モノコートが9面です。そのうち3面のモノコートが消失しただけですが、見え方は大きく変わりました。独特の個性を持つA1から、普通の双眼鏡に近づきました。 4.コバ塗りの変化 視野の外に光源があると視野が白くなったりする悪影響が減りました。注意深く見ると白いゴーストも暗い紫色に変わっています。黒マジックの反射の色です。レンズやプリズムまわりの反射が原因のひとつだったようです。 |
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